え?!エスキモーの寿命は○○歳、なの!!

 

前回からの続きですが、
前回、「なぜ200万年あった旧人時代の間に、人類は肉食に対して体を適合させるために進化させなかったのだろうか?」
という疑問を残して終わりました。

今回はその事に関して、紐解いてみましょう。
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フード、フード、フード!

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食と人間の欲の関係。

自然界を見てみると、全ての動物は自分の食べものを求めて移動しています。

昔の人類も、食べ物を求めて大陸から大陸を移動していました。

そこには勢力争いや部族間抗争に負けて、やむを得ず移動することになったこともあったかもしれませんが、
やはりその移動せざるを得ない”争い”の種になったものも「食糧」でした。
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遺伝子組み換え食品の恐ろしい真実~フランスの科学者が証明したこと

GMO or organic corn?

「GMOがどんなに危険なものであるか?!」

GMOの危険性に関して警鐘を鳴らす研究結果がフランスの科学者によって明らかにされました。

食物の有害性に関しての情報を発信している名立たる科学雑誌の中のひとつである『Food and Chemical Toxicology』に、フランスCaen大学のGilles-Eric Séralini氏とそのチームが“ラットに対して遺伝子組み換えトウモロコシが与える影響”について長期にわたり行った研究の結果が発表されました。

この研究が明らかにしたものは非常にショッキングな内容でした。つまり、遺伝子組み換えトウモロコシが与えられたラットの健康は、それを与えられていないラットに比べて破壊的なダメージを被ったのです。

本研究は、遺伝子組み換え食品を推進する大企業からの干渉をさけるために非常に秘密裏に行われました。研究に関するすべての内容は暗号化され、盗聴をさけるため電話で研究について話すことはなく、チーム外には一切情報を漏らしませんでした。
そうして細心の注意を払うことよって、この研究結果を発表する日まで大企業からの圧力をうけることなく研究を進めることができたのです。

まず、研究開始にあたり、Séraliniと彼のチームは米バイオテクノロジー企業「モンサント社」によって特許取得されている遺伝子組み換えトウモロコシNK603を手に入れる必要がありました。この研究を秘密裏に進めるためにも、トウモロコシはカナダの小売業者を経由して購入された後、実験用ラットのエサとして準備されました。

まず200匹のラットは二つのグループに分けられます。
一つは遺伝子組み換えトウモロコシを与えられ、もう一つのグループは非遺伝子組み換えである普通のトウモロコシが与えられました。

一年が経った頃、遺伝子組み換えトウモロコシを食べ続けていたラット達は病気がちになり、やがて死んでゆきました。メスの多くには乳がんの腫瘍ができ、あるラットでは腫瘍の重さが総体重の25%を占めるものもありました。オスは肝機能と腎機能に障害が出ていると診断されました。遺伝子組み換え食品であるトウモロコシを与えられたすべてのラットが非遺伝子組み換えのトウモロコシを食べていたラットよりも2~5倍の確率で病気になったのです!!

遺伝子組み換えとうもろこしを与えられていたラットの腫瘍が現れるのに時間はかかりませんでした。オスのラットに関しては、20ヶ月以内でしたが、メスはたった3ヶ月でした。これは、人間でいうところの40年以内を意味しています。

フランスの元環境大臣であるCorinne Lepageも、著書『The truth about GMO’s is our business』の中で遺伝子組み換え食物の危険性について警鐘を鳴らしています。

フランスやその他EUの主要各国では、遺伝子組み換え製品の受け入れを拒否しています。しかしながら、実は、それらの国々は、Séralini氏が行っている本研究も含む全ての遺伝子組み換え食品の消費に関する長期的な研究を財政的に支援することを打ち切ろうとしているのです。本研究はスイスを拠点としたCharles Léopold Mayer財団および大手食品スーパーであるCarrefourとAuchanの協力の下実施されてきました。これら食品小売業店に関しては、安全ではない食品を販売しているというスキャンダルを避けたいという思いや、消費者のことを第一に考えているという姿勢をアピールするためにこれらの研究の財政支援を行ってきた背景があります。というのも、以前これら二つの企業は、所謂「狂牛病」に汚染された食品を販売し世間の非難を浴びているのです。

闘いは徐々に拡がりを見せています。遺伝子組み換え食物の世界最大生産者であるモンサント社(Monsanto Corporation)は、すでに何百の遺伝子組み換え穀物の特許を取得しており、自分達の権利を強く守ろうとしています。しかし、それら全ての穀物をテストするためには、莫大な費用が必要です。また、情報戦も既に始まっています。なぜならば、モンサント社がSéralini氏の研究結果を否定するような様々な研究を行い、彼らにとって都合の良い結果だけをばら撒くのは目に見えているからです。

また世界多数の国々では、もう既にモンサント社によって生産された穀物は大量生産・大量消費されているのも事実です。

遺伝子組み換え食物の流入に強い警戒感を抱いているヨーロッパ地域でさえ、この闘いはだんだん厳しくなってきています。ヨーロッパにおける遺伝子組み換え食物に関連した研究の資金提供打ち切りの事実が示すように、遺伝子組み換え食物の生産者や推進者がEUの影響力のある人たちとつながっている可能性があるのは否めないからです。

モンサント社は1901年に設立され、第二次世界大戦後から、現在では非常に危険とされている化学薬品であるいくつもの除草剤や殺虫剤を生産し始めました。RoundUpという名の、草木を根絶やしにする除草剤を生産したことでも有名です。また、当社はベトナム戦争で米軍が使用した恐ろしい除草剤(枯葉剤)である”Agent Orange” (http://en.wikipedia.org/wiki/Agent_Orange)の生産にも参画していました。この恐ろしい化学物質の使用により、何千もの人々が癌や様々な身体的障害を被りました。基本的に、当社は人体にとって有害な破壊行為から利益を上げているのです。そして、1983年からは遺伝子組み換え食物の生産に加担しています。当社はすでにブラジル、インド、南アフリカ・・・等といった非常に大きな市場に進出しており、1990年からはジャガイモ、大豆、コットン、とうもろこし、アルファルファ、菜種、ナスやその他様々な遺伝子組み換え食物を生産しています。

モンサント社は、PCB’s(ポリ塩化ビフェニル)としても知られる毒性の強いダイオキシンを使用していた有名な事件に関わっていたほか、多数のスキャンダルもあります。米国、インドやイギリス(ウェールズ)はモンサント社を告訴していますし、フランスではRoundUpに「本製品で使用されている化学物質は生物分解可能であり環境を汚染しません」と、製品に虚偽記載をしたことから訴えられています。しかしながら、モンサント社は自らの名誉を強く守ろうとしており、その告訴に対して法的に戦う構えを見せています。

そういった告訴のほかにも、モンサント社は牛の成長ホルモン製造に関してや、「Terminator」と呼ばれる技術の製造や仕様の有害性に関する研究結果を改ざんに疑惑の目をむけられていたりしています。

それにもかかわらず、モンサント社の力は年間20億米ドル以上の収益を上げながらますます強くなっていっています。

とても恐ろしいことですが、遺伝子組み換え食物を使用した製品が私達の利用するスーパーの棚に並べられるのを日常の一コマとして普通に見つけるのはそう遠くない未来かもしれません。

是非、注意、観察を怠らないようにしてください。

参考情報源



本気で体調改善したい人へ

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こんにちは。
本ブログの管理者兼cocoRAWの代表、ホリスティックライフスタイルアドバイザーのYukakoです。
生の野菜や果物を主食とし、低脂肪・ホールフードでプラントベースの食生活に根付いたライフスタイルを取り入れている自分自身の体験を活かし、皆さんに“食”を中心にアドバイスを行うのが私のお仕事です。

とかくいう私も数年前までは、それはもう虚弱体質まっしぐらでした。
すぐに風邪をひいては医者にかかり、
家の薬箱は飲みきれないほどの薬で溢れかえり、
体は慢性の頭痛・吐き気・肩こり・背中の痛み・重い生理痛に悩まされ、
仕事では夕方になると体を支えるのが辛く、デスクに座っているのもしんどくて・・・辛くてたまりませんでした。(詳しくは“私がプラントベースの食事をしている5つの理由”をご覧ください)

しかしある日を境に自分の食事をliving plant-based(生きた野菜や果物中心)に変えたところ、そういった症状がいつのまにか改善され、体調が本当に良くなっていったのです。 本当に、本当にです!!

また体のそういった変化だけでなく、メンタルの面でも変化があり
“自分のからだの声をより聴ける”自分へと変化してゆきました。

「食べるもの」はからだだけでなく、こころも作ります。
食べ物は車で例えればガソリンです。
質の悪いガソリンを入れたら、車の調子は当然悪くなります。
同じように、体もこころも当然うまく働きません。

ですから、私が感じた“食べ物からのポジティブなエネルギー”を皆さんにも体験してほしく、今回<strong>“本気の【21デトックスプログラム】”を立ち上げました。

#本気の【21デトックスプログラム】の”21″とは?
人は“なんでも21日間続ければ習慣化される”という言葉があります。
何でも21日間。  ただし毎日です。
21日間毎日本気で続けることによってデトックスプログラム中に実践した内容は、これからの自分の生活の一部、“当たり前の行動”になる、ということです。

また、人の舌には味蕾(みらい)といって味覚を感じる受け皿のようなものがあるのですが、その中に“味を実際に感じる受容体・味(あじ)細胞”というのがあります。
実は、これは約10.5日という短期間で新しい細胞と入れかわります。
つまり、今まで舌が慣れており「止めたくてもなかなか止められない!」といった食べ物も、21日間(3週間)という期間をかけて舌が好む味を変えてゆくことによって、デトックスプログラム終了後も新しい“味覚”とともに自分で自分のライフスタイルをマネージメントすることを目指しています。

そして「21日間、デトックスを“本気で”実践していただきますよ」というメッセージもこのプログラムには込めています。

ひとりだとどうしても自分に甘くなってしまう人も、
このプログラム期間中はしっかり本気出してデトックスする!!と覚悟ができたらご連絡ください。

デトックス期間中および期間終了後も自分で自分のからだの声を聴き、
健やかなライフスタイルを続けられる“知恵”も、私が実践している中からお伝えしサポートしてゆきます。

【21デトックスプログラム】講習料:¥35,800円(Skypeコンサルティング4回(1回約1時間)+「本気の21デトックスチャレンジ」PDFレポート用紙+ミールプラン作成のアドバイス+メールによる無制限質問(但し1回のメールで質問3つまで。返答には2〜3日いただきます。) +アフターケアコンサルティング2回)

#本気の21デトックスプログラム内容
・21日間、自分のからだとココロのデトックスを意識しながら過ごしていただきます。意識することが変革への第一歩です。
・21日間実践する自分なりの目標を決めてもらい、食生活をつづるレポートを書いていただきます。(フォームはこちらからお送りします。)
・まずプログラム開始前に1回、プログラム期間中は週に1度、そして終了後1回、各1時間・合計4回の集中コンサルティングをします。(スカイプでの対応になります。)
・21日間のプログラム終了後は、月に1度1回のアフターケアコンサルティングを2回行います。
ですので、計三ヶ月のプログラムになります。

プログラムから期待できること
・ローフードとナチュラルハイジーンの基礎を学べる
・デトックスを自分で実践できる
・ローフードやナチュラルハイジーンのレシピが増える
・自分でドレッシングが作れる(もう、ぽんずだけに頼らない!)
・自分の“おいしい”が作れるようになる
・体の中がきれいになる
・実践者(私)からの実体験が聞ける
・好転反応との付き合い方がわかる                   など

このプログラムは、“本当の自分自身の健康”や“ライフスタイル”を目指すことを目的にしています。
“すぐに結果を求める”ことではなく、あなた自身が長く健やかに生きてゆくためのプログラムです。
プログラムは最初の一歩の始まりでしかありません。
プログラム終了後は自らの足で歩いて行っていただきます。
そして、自律して歩いて行っていただくための最初の一歩を一緒に踏みだすサポートをするのがこのプログラムです。

人生は、“長さ”も大切ですが、最も大切なのは“質”だと思っています。

質の高いライフスタイルを過ごしたい方は、
名前、連絡先(メールアドレス、SkypeID)、希望スタート日(第3希望まで)を明記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。
infococoraw☆gmail.com(☆を@に変えてください)

より詳しいプログラム内容をお伝えします。

You are what you eat.(自分は自分が食べたものによってできている。)

では、happy raw life!(ハッピーなあるがままの人生を!)

cocoRAW代表 Yukako

【大切なおことわり】
・今回のプログラムは医療行為ではございません。また、医療の知識に基づく指導でもございません。
もし現在治療を受けられている方は十分ご検討いただけますようにお願いするのと、かかりつけの医師とご相談の上受講されますようお願いいたします。
また、特別な場合はこちらから受講をお断りさせていただくこともあります。あらかじめご了承ください。

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ヘルスケアやメンタルケアを主体的にやってゆく最初のお手伝いをします。

ローフードやナチュラルハイジーン、801010や、High-carb & Low-fat(高炭水化物で低脂肪)の食事はどういったものなのか、どんなメリットがあるのか、自分のライフスタイルにどうやって活かしてゆけば良いのかのアドバイスをします。

Skypeコンサルティングのお申し込みやご相談は、
名前、連絡先(メールアドレス、SkypeID)、希望スタート日(第3希望まで)を明記の上、下記メールアドレスまでご連絡ください。

infococoraw☆gmail.com(☆を@に変えてください)

 

Skypeコンサルティング:¥8,500円(2時間)

 

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知られざるビタミンDのパワー☆について

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照りつける太陽から放たれるサンビーム。ぱーっと、プールにでも飛び込みたくなる暑さ。

「でも、お肌を焼きたくない・・・」と、
紫外線(UVB)を毛嫌いしている人も多いのではないかと思います。

そして、

「紫外線(UVB)=皮膚ガン」
というイメージを持っていたりしませんか??
それは、実は間違ったイメージなのです!!

Health101.orgを運営しているDon Bennett氏によると、

太陽を浴びることは、
逆に皮膚ガン予防をしてくれるということです。

なぜかというと、
太陽の光を浴びることによって
現代人にとって不足がちなビタミンDを体内で作り出すことができ、
体内で作り出されたそのビタミンDはガン性細胞の先回りをしてそれを抑制する働きをしてくれ、
皮膚ガンだけではなく、色々な種類のガンに有効に働くことが研究で報告されている、

とのことです。

つまり、
【太陽を浴びる→ビタミンDが作り出される→ガンにかからない体になる】
ということなんですね!

また、ビタミンDの恩恵はそれだけにとどまらず、骨粗しょう症、慢性・変性疾患の予防にも一役買ってくれるのです!

—————–

ところで皆さん、自分の体内ビタミンDレベル、知っていますか?
測ったことがありますか??

Bennett氏いわく
「乳飲み子、お年寄り、肌の黒い人、北緯の高いところに居住している人、肥満の人はビタミンD不足の可能性が高く、衣服を纏うことも日光に肌をさらすこと防ぐわけですからビタミンD不足になりやすい。
日照時間の多い地域にする人々でもインドアにいることが多かったり、日焼け止めを塗っていたりしていれば体内ビタミンDレベルは低いと考えていいでしょう。」

ということは、ほとんどの現代人が体内ビタミンDのレベルが低いと考えられます。

しかし、ほとんどの人が日々そんなことは気にせず暮らしていると思います。
ビタミンD不足で亡くなった!!・・・とはあまり聞いたことがありません。

なぜならば、ビタミンDが欠乏しているからといって直ちに体に異常が起こるわけではないからです。

だ・か・ら、逆に気付きにくい!!
とても自分では気付けない!!!
体にとっては非常に重要で不可欠であるにもかかわらず、
自覚症状もないうちに、静かに欠乏してゆくのです・・・

以下は慢性的なビタミンD不足のために起こった深刻なケースの実例です。(Don Bennett氏の文書からの引用)


==《慢性的ビタミンD不足による疾患》==============

ガン - メラノーマ(melanomas)を含む11種類のガンへの罹患リスクの増加。

炎症 - (全身性)紅斑性狼瘡、リウマチ、炎症性大腸炎などのリスクの増加。

心臓病 - 心臓病と脳卒中、両疾患のリスク増。

疼痛に関する病 - 関節痛、腰痛、頭痛などに関わるすべて

脆弱な骨 - 骨がもろくなるリスクが高まる。特に女性やお年寄りには要注意。

=================================

こんなに重要な栄養素であるのにもかかわらず、日本でその重要性が叫ばれていないことは非常に残念です。
上記ガンに対しての予防・効果としても、氏曰く
十分なビタミンD量により、ガン細胞へ送られる血液の流れがふさがれ増幅・成長の抑制が見られている。また乳がんや前立腺がん、骨肉腫においてアポトーシス細胞(ガン細胞の自然死)を促す効果も確認されている。
とのことです。

私自身もビタミンDの重要性や、欠乏した場合どのようなリスクがあるのか?ということについて最近知りました。

様々な種類のガンや骨粗しょう症は現代日本の罹患率から言っても、深刻な問題です。

罹患率うんぬんの数字の話よりも、自分の大事な人は自分自身が無知から病気にかかってしまうと心配でいてもたってもいられなくなると思います。
でも正しい知識や自分の状態を正しく認識することができれば、そんな心配とは無縁になります。

Bennett氏によると、ビタミンDのレベルを諮るにはやはりテスト(血液検査など)が一番良い方法だそうです。

氏が推奨されているテストは以下のものです。

・25-Hydroxy-Vitamin D test (時々25(OH)D or Vitamin D, 25-OH, Total.と呼ばれることもある)

そして、以下のテストは受けても意味がないと言及されています。
・1,25-dihydroxy-vitamin D

wikipediaによると、

『血中のカルシジオール(25-ヒドロキシビタミンD、25(OH)D)の濃度は、日光浴と食事から摂取したビタミンDの合計量を決定する適切な方法である[23]。しかしながら、血中25(OH)D濃度は、血中以外に蓄えられたビタミンDの総量を示しているわけではない[24]。血中25(OH)D濃度の半減期は、15日間となっている[25]。 循環している1,25-ジヒドロキシビタミンD(1,25(OH)2D)は、ビタミンDの良い指標とは一般的にはならない。なぜなら1,25(OH)2Dは15時間という短い半減期であり、副甲状腺ホルモン、カルシウム、リン酸によって厳密に管理されているからである[25]。ビタミンDの欠乏が極端にならない限り1,25(OH)2Dの濃度は一般には減少しないものである。』

つまり、25-Hydroxy-Vitamin D test(25-ヒドロキシビタミンD、25(OH)D)は、日光浴と食事から摂取したビタミンDの合計量を決定する適切な方法ですが、
1,25-dihydroxy-vitamin D(1,25-ジヒドロキシビタミンD(1,25(OH)2D))は、ビタミンDの合計量を量るのに適切な指標ではない、ということです。

間違わないでくださいね!!

【ビタミンDの“影のルール”】
太陽に浴びることで血中にはビタミンD3が作られます。
夏場、肌の白い人ならば約10分日光浴を体の両サイド(お腹側と背中側)するだけで、血中には10,000IUのビタミンDが生成されます。
肌の黒い人ならば、約60分日光浴をすれば同じ効果が得られます。

しかし、秋から春まではなかなかこの恩恵を受け取ることができません。
例えお日様が出ていても肌をさらすのは寒い季節になりますからね!

それに、日光浴によるビタミンDが作られるには“影のルール”というものがあるようです。
そのルールとは、
もし自分の影が自分の実際の背丈より長くなっているなら、その時に日光浴をしてもビタミンDが作られないそうです。
血中にビタミンDを作ることができるほど日の光が強くないから、ということだそうです。

そんな時期に無理して日光浴をするのはやめておいてくださいね!

【私の場合】
私は現在、北緯の高いところに居住しています。
ですので日照時間が少ないため、
夏場以外はVeganのビタミンD3(Nordic Naturals Vitamin D3 Vegan)を接種しています。
ビタミンDのサプリメントは椎茸や魚の肝油など色々なものがでていますが、
私は上記の写真のものを一日一回、2ml水と一緒に摂っています。
(サラダや食べ物にたらしても良いみたいです。)

☆参考ウェブサイト☆
Don Bennett氏のサイト http://health101.org/art_cancer_vitamin_D.htm

植物由来のビタミンD⇨ Nordic Naturals Vitamin D3 Vegan

 

Why low-fat?!!/低脂肪が良い5つの理由☆

採れたてキュウリのサラダ

こんにちは、ホリスティックライフスタイルアドバイザーのYukakoです。

私はプラントベースの食事をしていますが、同時に低脂肪でホールフードであることも気をつけています。
ホールフードとというのは、そのまま丸ごとという意味で、
つまり加工されてパッケージに入れられている食品を避け、生で元のかたちのままのモノをそっくりそのままいただく、という意味です。
なので、例えば、袋に入って小分けにして売られているカットされたミックスベジタブルとかはNG!
ホールフードに入らない訳です。
そして、低脂肪、low-fatであるということも非常に気をつけています!

なぜならば、脂肪は死亡につながるからです!!

今日は、私が低脂肪の食事を選んでいる5つの理由についてお話しします。

 

1つ目の理由:脂肪は消化に負担をかける。

焼き肉や焼き鳥、オイリーなスナック菓子など食べた翌日、胃がもたれたりしませんか?
それは前日食べた脂っこい食事からの脂肪分が原因です。

実は、炭水化物やたんぱく質などといった栄養素よりも、
脂肪の消化にはずっと時間がかかるのです!!

そのため体は自分の体調を整える方にエネルギー(酵素)を使うよりも、
消化に対してエネルギー(酵素)を一生懸命に使います。

その結果、胃もたれを引き起こすのは当然のことながら、
疲れやだるさが取れなかったり、
風邪がなかなか治らなかったり、
お肌の調子が悪くなったりします。
これは動物性・植物性に関係なくhigh-fat、高脂肪のものならば何に対しても起こります!
近年、ローフードという言葉が浸透してきていますが、
実は、ローフードだから健康に良い!とは言い切れません。

なぜならば、“ローフードと言えば生の野菜やフルーツをそのままいただく”というスタイルから、
どんどん、グルメローと呼ばれる
“グルメ化したローフード”にかたちが変わってきているからです。

グルメローは具体的に言うと、
ナッツやシード(植物の種)やココナッツオイルなどを多量に使っていて、
high-fatのローフードのことを指します。

つまり、ロースイーツなどはナッツやココナッツオイルを大量に使っており、
これはかなりhigh-fatのスイーツになり、必ずしも「からだに良いスイーツ」と
手放しで喜べる物ではないのです!

実際に、私も「ローフード=健康に良い!」という方程式が頭の中にある頃は、
「スイーツでもローなら」と抵抗もなく食べていました。

しかしある日、カシューナッツ・ココナッツオイルやクルミたっぷりのロースイーツを食べた後、
胃が重くなりすぎて、動かなくなるのを感じました。(いやぁ〜〜><)
本当に“詰まっている”と表現した方が良いくらい、
胃の消化の動きが止まったようになって、重くて重くて、
童話『赤ずきんちゃん』に出てくる、“お腹に石をつめられたオオカミ”状態になりました。(笑)

その日以来、ロースイーツを食べると胃がムカムカとして、どうも体の調子がくるうようになりました。

ですので、今はそういったhigh-fatなロースイーツの代わりに、low-fatなスイーツを食べるようにしています。
例えば、熟したバナナをダイス状に切って、デーツペーストとクルミを少し加えて和えたり、
デーツペーストにレーズンやクルミ・シナモンを少し加えてケーキにしたり、
浸水させてやわらかくしたドライフルーツを食べたりなど。

夏ならば、フローズンバナナをジューサーでアイスにしたり、
パイナップルをスティック状にして冷やして食べたり、
冬ならば、焼き芋など、
low-fatのスイーツはいくらでもできます!
※ナッツやシードには発芽を防ぐために酵素抑制物質というものが含まれています。浸水し放置させておくと水に溶け出し取り除くことができるため、必ず浸水させてから食べる、という方もおられます。しかし、酵素抑制物質は毒ではないので、体に取り込んでも必ずしも害にはなりません。

 

そして高脂肪の食事により消化に負担がかかり消化不良となったものは、
体の中に蓄積し、腸に溜まります。
腸に溜まった老廃物は徐々に腸壁から体の血液の中に取り込まれ血を汚し、様々な病気を生む要因になるのです。
これがナチュラルハイジーンでいうところの“毒血症”というものです。

 

まとめると、
動物性はもちろんのことながら、
植物性であろうが、ローフードであろうが、
オーガニックココナッツオイルだろうが、
どんな脂肪でも消化することは、体にとって大仕事!!になるわけです。

 

2つ目の理由:脂肪は死亡につながる!

今日の代表的な死因としてあげられるのが、ガン、心疾患、脳血管疾患ですが、
心疾患と脳血管疾患は特にダイレクトに関係してくるのが高脂肪の食事です。(もちろん高脂肪な食事はガンが発生する原因も作ります!)
高脂肪の食事は血管の中にコレステロールの壁を作り、やがて血液の道を塞ぐようにプラークを形成し血管をつまらせて、狭心症や心臓発作など一命に関わる事態を引き起こします。
そしてその種のコレステロールは、主に肉、魚、卵や乳製品などの動物性食品を食べることで体に取り込まれます。
なぜならば、私たち動物の細胞はコレステロールで覆われているからです。

高脂肪であればあるほどコレステロールは増え、そのリスクは増えるのです。

 

3つ目の理由:酸欠になる!

high-fatの食品を食べると、体の中では何が起こるのでしょうか?
体の中で起こるものの一つとしては、酸欠があります。

実は食べた油などの脂肪は体に取り込まれると、
血中でベタベタとお互いにひっつき合うようになります。
その結果血液がドロドロとし、酸素や栄養素を体中の細胞に運ぶ血液循環の流れが悪くなり、体が酸欠状態になる、ということです。
また、体が酸欠になっているわけですから、酸素や栄養素を体中に届けるポンプの役目をおっている心臓にも負担がかかります。
なぜならば心臓はより早く体に血液を届けようと動きを早めるからです。
高脂肪の食事をした後の心臓の脈動は、その食事をする前と比べるとより早くなることが臨床で証明されています。

 

4つ目の理由:高脂肪は高カロリー!

「高脂肪は高カロリーである」ことなど、常識的にご存知だと思いますが、
では脂肪1グラムに対するカロリーはいくらか知っていますか?

脂肪と炭水化物やプロテインの1グラムに対するカロリーを比べると、
炭水化物やプロテインは4カロリーですが、脂肪は約9カロリーもあり、2倍以上違います。

しかし脂身の濃い食品を適正カロリー量食べたとしても、
量としては少ないため満腹感を感じず、物足りなく、
体はより量を摂ろうとします。
結果として、体が必要としている以上のカロリーを摂ってしまうことになる訳です。
そして、カロリーとして必要ではない分は体に脂肪として蓄えられ、肥満の階段を登っていきます。

 

5つ目の理由:脂肪は脂肪だ。

120キロカロリーを脂肪から摂ろうと思えば、テーブルスプーン1杯にしかなりません。
しかし、同じ量のカロリーを仮にバナナから得ようとしたら、1本から小振りな物では2本必要になります。
テーブルスプーン1杯のオイルとホールフードであるバナナ1本。
同じカロリーでも摂れる栄養素は確実に違うのがわかりますよね?

また、ヴィーガンはヴィーガンでも、ジャンクヴィーガンという食事があります。
これは、動物性食品は一切とらないヴィーガンですが、high-fatのプラントベースの食事を意味しています。
ですので、例えば、プラントベースでホールフードだからといって、
ジャガイモを皮ごとそのまま切ってフライにしたフレンチフライが良いか?
と言えば良くないのです。
なぜならば、それはhigh-fat、高脂肪フードだからです。
そして付け加えると、熱が加えられて酸化したオイルや空気にふれて酸化したオイルは、
消化不良を引き起こす他、とても強力な酸化作用を持ち、
体を老化させるほか、細胞をガン化させる作用も持ちます。

また健康のためにオリーブオイルを飲んでいる人がいると聞いたことがありますが、
植物性であろうが動物性であろうが、前述のとおり、脂肪は脂肪です。

脂肪という観点から見ると、オリーブオイルであろうがバターであろうが、体にとっては同じなのです。
fat is fatなのです。

そしてオリーブオイルなどどんなオイルでも、油分の抽出物であり加工食品になります。
脂肪は油から摂るのではなく、
フラックスシードやアボカドといった、ホールフードでとることが
体にとっても、美容にとっても一番です♡
※でも、アボガドも食べ過ぎには注意です!^0^!

 

最後になりますが、

生活習慣病、2型糖尿病などは特に、脂肪の接種を抑えれば完治するということが世界中で証明されています。

高脂肪食品の摂取は肥満を生み、
肥満はガン、脳血管疾患、心臓病、糖尿病など、本当にさまざまな病気を発生させる温床になります。

また、アメリカ人医師であるDr.グラハムが推奨している“801010”という食事法では、
脂肪の摂取率は総カロリー量の10%以下に抑えなさい、とまで言われています。

世界中のローフーディスト(ローフードを実践している人たち)の間でも、

「食事がhigh-fatのローフードを摂っていた時は、どうも体の調子がすっきりしなかったが、
low-fatに食事を見直したら、体の調子が良くなったり、(女性ならば)生理痛が改善された!」
などは、有名な話です。

「ローフード=健康で万々歳!」ではなく!!
「低脂肪でホールフードのプラントベースの食事」(low-fat, whole food, plant-based diet)がキーだということです!!

そして、脂肪は死亡につながる。
これをどうぞ覚えていてください!

以上5つが私が低脂肪の食事をしている理由です。

低脂肪を実践する上で、何か質問がありますか?
あれば下のコメント欄まで、メッセージを残してください!

それでは、また!!