COWSPIRACY①・・・家畜がおよぼす地球への大きな悪影響。関係者が隠蔽したい『不都合な真実』とは?

Cowspiracy

 

国連の出した報告書によると、家畜を飼育することは、車を運転するよりもより多くの温暖化ガスを排出している、と警鐘を鳴らしている

”Rearing cattle produces more greenhouse gases than driving cars, UN report warns”

家畜は、今日の最も深刻な環境問題へ影響を与えている最大の要因の一つである

“Livestock are one of the most significant contributors to today’s most serious environmental problems,” senior UN Food and Agriculture Organization (FAO) official Henning Steinfeld said.

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COWSPIRACY(“牛”にまつわる陰謀)が伝える「不都合な真実」

“CONSPIRACY”という英単語を聞いたことがあるだろうか?
これは、「陰謀」を意味する言葉である。
今回お伝えするのは、その「陰謀」という単語をモジッた”COWSPIRACY”というドキュメンタリー映画について。

“COW”はもちろん、「牛」である。

牛と陰謀??

これは一体どう繋がるだろう??

しかし、このドキュメンタリーが伝えたいことを紐解いてゆくと、私たちが想像だにもしない大きな大きな陰謀が「牛」を巡って行われていることが分かるのである。

まずは、下の画像を見て欲しい。

Screen Shot 2016-03-20 at 19.54.14

これは、ドキュメンタリー本編から取ったものだが、”Global Greenhouse Emissions”(地球規模での温室効果排出物)の排出量を表示したものになる。

つまり、Transportor section(輸送機間)が全体排出量の13%を占め、
Cattle(家畜)が18%を占めていることを表しているデータになる。

もうお分かりだろうか?
家畜が、なんと個人の車・輸送トラック・船・飛行機をひっくるめた
全世界の輸送部門が排出する温室効果ガス量を上回っている!!ということなのだ。

なぜかというと、家畜はメタンガスを発生させる。
1頭ずつの量はわずかでも、世界規模で飼育されている家畜の量は膨大で
排出されるメタンガスの量も膨大なものになる。

また、地球上の全ての家畜が排出するそんなメタンガスは、
個人の車・輸送トラック・船・飛行機といった、
全世界の輸送部門が排出する温室効果ガス(二酸化炭素)より
25~100倍も環境に悪影響を与えるというのだ!

 

“温室効果ガス排出量世界一!”、それだけではなかった!!畜産業から地球への悪影響

 
地球資源の枯渇や環境破壊の最大の要因が、牛・豚・鶏、といった畜産・酪農業界に起因していることが本編では明確に述べられている。

一例を挙げると、「水の枯渇」

日本ではあまり意識しないかもしれないが、
今世界レベルでは水不足が年々深刻化していっている。
水は生物の生命活動には欠かせないもの。
水がなければ植物、動物、そして人間・・・すべての生き物が死に絶える。
水とは、それほど重要で絶対必要不可欠なものである。

しかし今、地球レベルで大きく起こっていることは、水源の枯渇による人類の移動である。住んでいたところの井戸の水が涸れ、水がないと生活できない人々が、その土地を捨て難民として水を求めて新たな地へと移動する為だ。

今までは石油や天然ガスといった天然資源が奪い合いの対象になっていたが、次の資源争いは「水」である。
そして水の支配を巡る覇権争いが多国籍企業の間ではすでに始まっている。

しかしそんな現状にも関わらず、米国で家畜を育てるためだけに使われている水の総使用量は約129兆リットルにもなるというのだ!
これはアメリカだけのデータなので、世界規模で見れば、その何十倍にものぼることだろう。

「水の枯渇」が世界レベルで進んでいるこんな状況にも関わらず、家畜を育てる為だけに使われる膨大な水の量。

地球環境に悪影響を与える要因として、メディアや政府から伝えられることは
“石油”であったり、
“天然ガス”だったり・・・

畜産・酪農業がその大きな一翼を担っている等、
誰も伝えない・・・

本当は最大の悪影響を与えるものとして、君臨しているにも関わらず・・・・にだ。

こんな深刻な問題を、なぜ私たちは知らされていないのだろうか?

Screen Shot 2016-03-20 at 20.05.57家畜に使われる量の水(右)と石油掘削の為に使われている水の量(左)の比較図

あらゆる環境団体や政府機関が目を背けたい「不都合な真実」

グリーンピース、アマゾン・ウォッチ、といった環境団体のビッグネームのウェブサイトを見ても家畜が環境に最大の影響を与えているなどと一言も述べられていない。

アメリカと言えば、カルフォルニア州は深刻な水不足に毎年悩まされているが、
節水や節電を推進している州立政府の担当部署のウェブサイトにも
「シャワーを短時間にしよう」や
「電機はこまめに消そう!」といったフレーズはあるものの
家畜と環境のつながりは一切述べられていない・・・

「畜産には大量の水が使われるようですが、そのことに関してコメントを頂けませんか?」
と州政府の担当者に聞いても

Screen Shot 2016-03-20 at 21.04.02

 

「私の専門ではないので」と、このように渋い表情(笑)

 

「畜産に関する政府の無策や環境団体の沈黙には、何か深い根深いものがありそうだ」

と調査は更に進む・・・

新事実!畜産の温室効果ガス排出量は、18%どころではなかった!!!

 
2009年世界銀行の顧問2名が発表した報告書によると、
畜産の温室効果ガス排出量は全体の18%どころではなく、
51%だというのだ!!!!!

これは、畜産が原因の熱帯雨林伐採(畜産の場所を確保する為に開拓されたり、家畜の飼料生産の為に伐採される)や
家畜の排泄物も温室効果の原因になる為だ。

つまり“畜産”とは、人が作り出した、気候変動に最も影響を与えている要因なのである。

ここで畜産が占領している地球の資源を下記にまとめる。

・地球上の真水の1/3を消費している
・地球上の陸地の45%を占めている
・アマゾンの熱帯雨林の91%を破壊している
・種の絶滅を誘発する最大の要因になっている
・海のデッドゾーンを生む最大の要因になっている
・陸地の動物たちの生息地破壊の最大の要因になっている
・世界的な飢餓の最大の要因になっている

水の大量消費は上述した通りだが、その他は畜産の為の土地開発が木々の伐採を促し、野生動物たちの生息地を奪っていることから派生している。
その証拠に、1万年前は地球上の生物の99%が野生動物で人間はたった1%だったものが、
今では、人間を除く生物の98%が人間が飼育している家畜であり野生動物はたった2%となっている。

また、海では魚の乱獲がその種の存続をおびやかし、
現在発表されている報告書によると、2050年までに魚が海からいなくなる・・・
という恐ろしい予想もされているのだ。

もし魚類の乱獲の値がこのまま続けば、世界の現在の漁獲される海産物は2048年までに

If the rate of over-fishing continues, the world’s currently fished seafoods will have reached what is defined as collapse by 2048

 

そして家畜の飼料やバイオ燃料として使う為に、本来人間が食べられるトウモロコシといった食物さえも発展途上国といった経済的に貧しい国の人たちから食糧を奪っているのである。

 

COWSPIRACY②に続く・・・

 

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